旧阿寒町内にある北海道一広い動物園

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釧路市動物園は1975年に開園した日本最東端の動物園で
総面積は47.8haもある北海道最大の動物園です
開業当時は日本一広い動物園だったようですが
現在の日本一広い動物園は東京都の多摩動物公園だそうです

ミニ遊園地もある

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園内は動物園+ミニ遊園地といった感じで
昔の円山動物園や旭山動物園のような感じです
遊園地は1978年に開催された北海道こども博覧会で使用されていたものなので
遊具はかなりレトロで年季の入ったものが多いです

やんちゃなシロクマ

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遊園地ゾーンを過ぎた先にいるのが
釧路動物園の目玉しろくま館
2頭のホッキョクグマを見ることができます
結構やんちゃなので活発に遊んでいるシーンがよく見られます
時間が合えば”ぱくぱくタイム”という餌やりの時間を見ることもできますよ
(どこかで聞いたことあるようなフレーズですが…(笑))

市民の寄付によりやってきたキリン

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釧路市動物園は財政難の為一時期ゾウやキリンといった看板動物がいなくて
全て檻の中にパネルが建てられているだけの寂しいものでした
釧路市に住む6~70代の女性たちを中心に
子供たちにプレゼントしようと5400万円寄付して
キリンなどの大型動物が園内にやってきて釧路の子供たちの人気物となっています

野生感ある北海道ゾーン

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キリン舎の奥にあるのが北海道ゾーン
タンチョウヅルやエゾフクロウなど
北海道に生息する動物たちがいます
屋根代わりにネットが貼られていますが
タンチョウヅルはほぼ自由な感じで飼育されています
夏場はなかなか出会えないので釧路市動物園へ来れば見られますね

日本で最初にシマフクロウの繁殖に成功

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世界で最も大きいシマフクロウ
絶滅危惧種のレッドリストに指定されているフクロウですが
釧路市動物園では1995年に日本ではじめて繁殖に成功しました
その後も年に1羽繁殖に成功し続けています

猛禽類が多い

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釧路市動物園では猛禽類の数が多いです
知床など自然が多く残る北海道の森に生息しているエゾフクロウ
本州のフクロウよりも色が白っぽいのが特徴です

夏休みは夜営業も実施

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猛禽類は基本的に夜行性の動物の為
昼間は眠そうにしているのが殆どで木の上から動くことはないです
釧路市動物園では夏の間夜の動物園として夜営業もしています
夜活発となる猛禽類たちの鳴き声が聞けるようですよ
檻の中に餌が置いてありますが食べるのは夜中のようなので
飼育員さんも餌を取る瞬間というのを殆ど見たことないようですよ

感動秘話のあるアムールトラ

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ライオンやアムールトラといった猛獣も結構います
釧路市動物園で飼育されていた2頭のアムールトラとの間に生まれた3頭
いずれも仮死状態で1頭は生後間もなく死んでしまいましたが
その後2頭は懸命に生きて来園者の感動を呼んで話題となりました
雄のタイガは死んでしまいましたが
雌のココアは現在も懸命に生きていて見ることができます

釧路市街地から少し遠いですが空港や阿寒ICからは近いので
観光で見に行くにはアクセスがしやすいところにあります
釧路市動物園ほか、釧路市湿原展望台などの釧路市内の観光施設5箇所が
1030円で見られるお得な入場券もあります

アクセス

[釧路市動物園]
【住所】北海道釧路市阿寒町下仁々志別11
【アクセス】JR釧路駅から阿寒バス山花温泉行きに乗車し動物園前で下車(1日5本、イオン昭和店乗り換え便あり)
【営業時間】9:30~16:30(10/15~4/9は10:00~15:30)
【休園日】12~2月の水曜日、年末年始
【料金】550円(阿寒バス往復乗車券とのセット券あり)


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