太平洋に突き出た霧多布岬

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浜中湾と琵琶瀬湾を区切るように太平洋へと突き出た霧多布岬
正式名称は湯沸岬(とうふつ)でこの辺りの地名も湯沸です
湯沸を正しく読めない人が多いため霧多布岬の方が一般的になっています
岬の先端からアザラシをみることもできるので
トッカリ岬とも呼ばれてます(トッカリ=アイヌ語でアザラシの意味)

駐車場から離れています

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霧多布岬へは浜中町の温浴施設ゆうゆから3kmほど離れていますので
公共交通機関を利用した場合かなり歩くことになります
車利用でも岬の先端までは500mほどあるので頑張りましょう
駐車場から岬へ向かう中間地点には新垣結衣さん主演の映画
ハナミズキのロケ地になった霧多布灯台もあります

岬周辺では花も咲く

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浜中湾と霧多布湾二つの湾の中間にあるので
左右どちらからも湾を見ることができます
夏場はエゾカンゾウなど花も多く咲くところなので
青い海と黄色い花たちの共演はなかなか見事な所です

名前の通り霧の発生率が高い

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ただ霧多布っていう名前の通り
夏場は霧の発生率が非常に高いため3日に1度くらいしか
晴天にならないとも言われている所です
晴れていないと何も見えないので綺麗さは半減します

岩礁地帯は鳥たちの楽園

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先端の岩礁には多くの海鳥たちやアザラシを見ることができます
ここからアザラシが見られるのも珍しいですが
もっと運が良ければ絶滅危惧種に指定されている
くちばしが特徴的なエトピリカを見ることもできますよ
生息数がかなり少ないのでなかなか見られませんが6~8月にかけて見られるようです

野生のラッコが増えている

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エトピリカは中々見られないですが
霧多布岬では野生のラッコが見られるというので話題になっています
以前はおたる水族館などにもいた水族館の人気物ラッコでしたが
国際取引の規制によって鳥羽水族館などにいるわずか6匹のみ
ここ霧多布岬では毎年4~5匹のラッコが生まれて増えています
霧多布の新たな目玉として注目を集めていますが
漁師の人にとっては悩みの種でもあるようなので
今後の共存について模索しているようです

アクセス

[霧多布岬]
【住所】北海道厚岸郡浜中湯沸33番地
【アクセス】JR茶内駅から浜中町営バスゆうゆ行きに乗車し、ゆうゆで下車徒歩30分(平日6本、土日祝日3本)



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