紋別市街地から南へ23km

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鉄路があまり発達していなかった頃に
北海道内各地にあった馬と旅人宿泊を行っていた駅逓
紋別市街地から南へ23kmのところにある上藻別地区には
上藻別駅逓があり4月下旬~11月下旬にかけて無料で公開しています
開館中の土曜日には駅逓と鴻之舞鉱山のガイドツアーも行っています

国の有形文化財に指定

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戦前の北海道独自の建築様式が
国の登録有形文化財に指定されています
宿泊施設だったということもあり中は
民宿みたいな感じになっています

懐かしのゲーム機がある

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当時の駅逓にはもちろんなかったですが
なぜか昔のゲーム機がおいてあり遊ぶことができます
ゲームキューブ・64・スーパーファミコン・初代ファミコン
そしてかなりマニアックなエポック社のスーパーカセットまで
30タイトルしかソフトがなかったため殆ど普及されなかったみたいです

創業時の鴻之舞の様子を掲示

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資料館のほとんどは鴻之舞金山についてです
壁には創業当時の鴻之舞金山の様子が所狭しと貼られています
今は無人となってしまった鴻之舞地区ですが
かつては炭鉱施設があり多くの人が住んでいた様子がわかります

現在の鴻之舞の様子も

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現在の鴻之舞地区の写真も展示されています
一般の人は坑口内へは入ることができないのですが
社会科見学等学習にかかわる行事でのみ入ることができるようです
鴻之舞はガイドツアーがあるだけまだ良心的なんですが
空知の炭鉱の大多数が放置されたまんまです
札幌や千歳からも近い空知ならば
ガイドツアーとか行えば結構人が来ると思うんですけどね

外の展示も見学可能

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外にある3棟のサイロと農業倉庫も中に入ることができます
農業倉庫の方は農業資材が乱雑に置いてあるだけですが
サイロの方は鴻之舞鉱山に関するパネルなどが掲示されています

より深く知りたい方はツアー参加をお勧め

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今ではほとんどが自然に帰ってしまっているため
道道305号線を走行していてもほぼ樹木しか見えない鴻之舞地区
かつてはこの地に多くの人が住んでおり
娯楽施設などもたくさんあり賑わっていたそうです
駅逓の資料でも鴻之舞の様子はわかりますが
時間がある人はぜひツアーを予約して
鴻之舞鉱山めぐりすることをお勧めします

アクセス

[上藻別駅逓]
【住所】北海道紋別市上藻別297-1
【アクセス】紋別から北紋バス上藻別行に乗車し終点で下車徒歩15分(1日3本※予約制)
【料金】無料
【開館時間】9:30~15:30
【休館日】月曜日、11月下旬~4月下旬



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