旭川を代表する観光地

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旭川を代表する人気景勝地「神居古潭(カムイコタン)」
名前の由来はアイヌ語で、カムイは神、コタンは集落という意味で
アイヌ人が神聖な場所として呼ばれていた所です
北海道内には結構この地名あるのですが
旭川市の神居古潭は、人気マンガ「ゴールデンカムイ」の重要なシーンに登場したこともあり
全国的な人気や知名度が一気に急上昇したところです

1901年に架けられた神居大橋

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交通の難所だった神居古潭に一番最初に橋がかけられたのは
1901年に函館本線の「神居古潭駅」ができた1901年です
ゴールデンカムイに登場する神居大橋は恐らく初期のものだと思います
現在の橋は1938年に架けられたもので改修など行いながら現在に至っています

橋の上からの景色が絶景

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神居大橋はすぐにわたり終わってしまう橋ですが
橋の途中から見える石狩川の景色はまさに絶景です
神居大橋ができるまではここを船で横断していたようですが
岩場に囲まれた渓谷は流れも速く水難事故も多かったようです
たびたび起きるので魔人の仕業と恐れられていました

旭川八景に選ばれている

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見る場所によって景色はいろいろと変わるので
お気に入りの場所を探しながらゆっくりとわたるのをお勧めします
春は新緑、秋は色づいた木々がみられる旭川八景にも選ばれている
とても景色が良い場所ですよ
一度に渡れる人数は100人までとなっていますが
以前より訪れる人が多くなったとはいえ
100人もやってくることはまずありません

1969年に廃駅に

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橋を渡った先には函館本線の神居古潭駅がありました
1969年に旭川から滝川間が電化・複線化となるため
神居トンネル経由に切り替わり渓谷沿いの旧路線は廃止となりました
旧駅舎は1989年に復元再現されたましたが
内部はかつての時刻表などはなく簡素的な休憩所といった感じです

SLが展示

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駅舎以外にもSLの展示もされています
中に入ることはできませんがかなり間近で写真を撮れるので
SLファンにはたまらないスポットと言えるでしょう。
黒光りするSLが神居古潭の渓谷を水蒸気を上げながら走っている姿を想像すると
少し感慨深い気分になりますね

かつての駅名看板も

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ホームは2面2線のホームでした
かつての駅名表や観光案内なども残っています
当時からそれほど人が住んでいるエリアではなかったので
観光で利用する人以外はあまりいなそうな感じです
結構遠そうですがカムイスキーリンクスの最寄り駅になっていました

ホームからの景色も絶景

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ホームの上からは神居大橋を見下ろすことができます
渓谷と色づいた木々が見えるビュースポットです
現在は売店があるだけで民家は皆無なところですが
運航当時はこの駅を降りて自宅まで向かう人も少なからずいたと思われますが
ここから集落のある神居古潭神社付近まで行くのは結構大変だったんでしょうね

廃線跡はサイクリングロードに

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廃線跡はサイクリングロードとして開設されましたが
伊納から神居古潭までの間は落石のため10年以上閉鎖されたままなので
おそらく復活することはないいでしょうね
旭川駅でレンタサイクルが借りられて神居古潭まで行くこともできますが
国道側のサイクリングロードもあまり綺麗ではないので
車で行くのが行くのがおすすめですね(バスもちょっと前まで1時間に1本くらいあったんですが…)






アクセス

[神居古潭]
【住所】北海道旭川市神居町神居古潭
【アクセス】JR旭川駅から空知中央バス深川市立病院行きまたは道北バス留萌行きに乗車し、神居古潭で下車(平日11本、土西祝日9本)
【紅葉の見ごろ】10月中旬


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