あまり知名度は高くないですが留萌市最大のお祭り「るもい呑涛(どんとう)まつり」
かつてはニシン漁が盛んだった留萌市
ニシン黄金時代の漁師たちの「シケでも嵐でもドンと来い
すべて飲み尽くしてやる」という心意気に由来しています
普段はあまり人気がない市街地もこの時は多くの人で溢れます
約400人の「ハネト」と呼ばれる踊り子が笛や太鼓の音に合わせ、
市内の目抜き通りを踊りながら練り歩きます
時々沿道の人にプレゼントを渡したりもしています
水産会社は数の子とにしんの燻製を配っていました
子供向けにアンパンマンのキャラクターも歩いてますが
ややデカいため怖がっている子供もいました
暗くなると「やん衆あんどん」もスタートします
大小十数基の色とりどりのあんどんが次々と出てきます
留萌市のキャラクターKAZUMOちゃんをデザインしたもの
町の観光看板もデザインしているだけあって絵心があるような気がします
今年はいろいろなところでブルゾンちえみが登場しています
わりと面白いとは思いますがあまり長続きしなそう…
青森のねぶたのような行灯もあります
このあんどん回転したり炭ガスが出たりします
沼田など他のあんどんでは見たことない
途中要所要所でイベントが発生します
増毛町の国稀を鏡割りして沿道の観客にふるまい酒してくれます
見てるだけで色々とサービスが受けられるお祭です
こちらは餅まき
ラストにも行いますが途中でも餅まきがあります
餅まきが何回もあるのも珍しいです
高校生による鏡割りみたいな水割り
力強くやるため水しぶきが上がり迫力あります
行灯の前にハネト
まるでねぶた祭りみたいな感じです
各団体ゴール地点では必ずパフォーマンスをします
一本向こう側の道を歩いていくと追いつけます
最後は全団体が集まって踊りまくります
大漁旗が目の前で舞うので迫力あります
フィナーレは4方向からの餅まき
戦争のような争奪戦になります
餅まき終了後はバズーカ砲で締めです
光るおもちゃが飛んでいて綺麗でした
こんなふうに終わると思わなくてちゃんと構えていなくてうまく撮れませんでした
沼田と変わらないくらい盛り上がる「るもい呑涛まつり」
駐車場がやや少ないのが難点ですが行ってみる価値は大だと思います
前夜祭は色々な屋台や花火大会もあります
| アクセス |
[るもい呑涛まつり] 【アクセス】JR留萌駅から徒歩10分 【開催時期】7月中旬の土曜日と日曜日 ※留萌線の終電が20時20分のため鉄道の場合最後まで見ることができません |
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