北海道西の秘境

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せたな町大成区にある太田山神社
北海道に西の端っこの方にありなかなかの秘境の地にありますが
日本一危険な神社としてあげられ有名になりました

かつては地元の人もあまり行かなかったそうですが
最近は訪れる人が多いようです

拝殿は道道沿いにある

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太田神社の拝殿は最初の画像で
道路沿いにあるので簡単に行けます

大変なのは山の中にある本殿
画像の丸で囲ってあるあたりにあります
本土最西端(尾花岬)もかなり険しい道のりです

本殿は山の中

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太田山神社本殿あたりをアップで
ここまでの道のりが険しいというので話題になっていますが
太田山神社は道南五大霊場のひとつに数えられています
その他は
・江差町の笹山稲荷神社
・奥尻町の賽の河原
・旧熊石町の門昌庵
・恵山町の賽の河原
です

急斜面の参道

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参道へやってきました
全国放送以来本州の人もここを訪れるようですが
最初に待ち構えているこの急な階段を見て恐れてしまう人が多数です
早い人は1分もかからないですが普段あまり運動しない人は20分くらいかかるようです

道内ローカル番組でダイノジおおちが訪れたとき
階段見ただけで無理ってあきらめてました

本殿まではせたな町の観光ページによると70~100分ほどの道のりです

階段を登った先から登山道

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階段を登った先からは登山道がスタートします
ややキツい坂が山頂付近まで続きます
岩もゴツゴツしているので登山靴まではいかなくても
スニーカーくらいで望んだほうがいいと思います
(サンダルやヒールでは危ないです)

途中までは普通の登山道

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途中にお地蔵様
このあたりはまだまだ普通の山道です

かつては女性禁止だった

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中間くらいにある女人堂
昔は山頂は女性禁止だったらしく女性はこのあたりまででした

今はそんなものないので普通に女性も登ってます
途中で小学生くらいの女の子とすれ違いました
子供の方がすんなり登れるのかもしれません

女人堂から先が険しくなる

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女人堂を過ぎると少し岩がごろごろしているところになります
落石も置きやすいところなので気をつけましょう

この鳥居が見えたらあと少し
要注意なのはここから数メートルの地点だけです

鳥居をよーく見ると岩が直撃して壊れたような形跡が…

本殿付近は落石注意

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鳥居をくぐるとこんな道
石ごろごろ落ちているし足元のネットも微妙に破れたりしてます
落石が頻繁に起きるところなのでここがこの神社が危険と言われている所以です

悪天候に登る人はいないとは思いますが
雨や風が強い日とかでなければそこまで危険はないのかな

最後は鎖をつかった岩登り

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最後の難関はこの鎖
固定されていないので動きます

ある程度腕力がないと難しいです

登山初心者は要注意

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普段から登山をしているため
特に難所と思えるところがなかったため30分ほどで
本殿に到着することができました

普段登山をしない人にはかなり険しく
ここへ到着した時の喜びもひときわだと思います

ツアーもあるようです

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ややガスってしまっていますが
本殿からは海と奥尻島が見えます

せたな観光協会では、「一人で行くのは不安だ」という人に向けて、
登山の専門家も同行の
安全に「日本一危険な神社」を楽しめるツアーも開催しているようです

アクセス

[太田山神社]
【住所】北海道久遠郡せたな町大成区太田

【アクセス】江差から函館バス熊石行きに乗車し、熊石で檜山海岸線予約バスに乗り換えて太田で下車(月曜日~土曜日:7本、日曜日・祝日4本)
※朝一便以外は接続しているため早朝のみだった太田が日中も行けるようになったので公共交通機関でも行けるようになりました


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