2019年3月31日に石勝線夕張支線が最終運行となりました
元々は夕張で採れた石炭を室蘭まで運ぶために作られた鉄道でしたが
石炭輸送が無くなったあとは
新夕張から夕張までの16.1kmを結ぶ短いローカル線となっていました
新夕張駅の3番ホームから夕張行きが出発していました
追分行きも本数が大幅に減り現在は2本しかありません
各駅を残しているのは南千歳から新得までの132.4kmを
特急券なしで特急が乗れる区間にしないために残しているんでしょうか
ラスト3日間はヘッドマークをつけて走らせていました
廃止前日はそれほど混雑していなかったですが
最終日は首都圏のラッシュ並みにひどかったです
車内は夕張線のちょっとした資料館のようになっていました
最終日は人だらけでとてもパネルを見る余裕はなかったです
夕張といえば黄色いハンカチ
列車内でもささやかな飾りがされていました
車掌さんのネクタイも黄色でした
列車に乗れなかった人用に救済処置の代行タクシーも運行していましたが
最終便まで人はほぼ乗れていたのでこれに乗車している人はいませんでした
石勝線夕張支線廃止後は新夕張駅と石炭歴史村間を
南北に結ぶ路線バスが誕生します
これまで新夕張駅発は新札幌行きが平日4本、土日3本しかない閑散としたところでしたが
今後は一部本社ターミナルで乗り換えが必要なる便もありますが
南北を結ぶバスが1日10本になるため
鉄道時代より便利になりますが
料金は360円から750円に大幅値上げとなります
昔から夕鉄バスは運賃が高いです
バス変換後は夕張市内線の経路や停留所名も変わるため
各地で旧バス停名が外れるようなパネルになっていました
札幌方面からのバスの回り方がシンプルになるみたいです
最終列車は乗車制限が設けられていました
先着400名と書いてはありましたが500名以上乗車したようです
次の札沼線はさらに札幌から近い都市路線のため
とんでもないことになりそうですがJRさんもちゃんと考えないとえらいことになりそうです
それでは30日と31日2日間かけて撮影した
石勝線夕張支線の様子を載せて行きます
にほんブログ村
コメント