石炭歴史村で唯一残った施設
北海道有数の石炭砕石地だった夕張市
石炭から観光へということで
炭鉱閉鎖時に遊園地やアミューズメント施設と色々作ったんですが
これが大失敗で今に至っています
ほぼ廃墟と化してしまった石炭歴史村施設内で
今も唯一営業しているのが夕張市石炭博物館
1階は無料
石炭博物館1階のエントランス部分のみは無料です
1階のコーナーはかつては地質の展示スペースがあったようですが
現在は特別展やコンサートで使われているようです
私が訪れた時は夕張支線のコーナーになっていました
夕張駅近くにあったファッション踏切の看板も展示されていました
展示施設をリニューアル
2階からが有料施設です
かつてはメタセコイヤの模木がにょきっとあったようですが
現在は展示をシンプルにして夕張市の発展から衰退までを解説しています
それにしても全国最低の行政サービスとかあまりにもネガティブすぎて…
夕鉄電車が残っていれば札幌からまっすぐ鉄路があったので
今の千歳周りのJRより便利で夕張も札幌通勤圏にならなかったのかな
炭住でびっしりな航空地図
かつては10万人以上いましたが
現在の人口は8千人台と三笠市よりも下になってしまいました
夕張市が最盛期だったころの航空写真が飾られています
今は何もない山の上の方まで炭住でびっしり!
ダムで沈んでしまった鹿島地区の様子も見えますよ
現在のメイン坑道展示室
立坑ゲージ風のエレベーターに乗車して地下の坑道展示室へ
模擬坑道が見学できない今はここが一番のメイン
炭鉱で働く人たちの様子などが展示してあります
わりとリアルに作られています
リアルなマネキン人形
地下坑道の部分は以前と変わっていないようです
実際に使用されていた作業服など着せているため
なかなかリアルに出来上がっています
可能ならば本当に使っていた地下数百メートルの坑道まで降りられればいんですが…
採炭機械ドラムカッターの実演
地下展示室の最後に
採炭機械ドラムカッターの実際の動きがみられるコーナーがあります
30〜60分ごとに、スタッフが簡単な解説とともに運転している様子がわかります
かなりうるさい音だったので実際の作業は長時間だし
耳がおかしくなりそうですね
再開が待ち遠しい模擬坑道
現在火災が起きたため閉鎖中ですが
この先模擬坑道というのがあります
火災は沈下できたそうですが内部が水浸しの為今年度は見られないようです
実際に使用されていた坑道で石炭層も見られるようです
立坑は入れても実際の坑道は閉鎖されてしまっているので
入られるのはここだけ
いつか復活した時に再度訪れて模擬坑道も見てみたいですね
アクセス |
[夕張市石炭博物館] 【住所】北海道夕張市高松7-1 【アクセス】JR新夕張駅から夕鉄バス石炭の歴史村行きに乗車し、終点で下車(1日12本 ※一部本社ターミナルで乗り換え便あり) 【料金】720円(模擬坑道閉鎖中の為割引中) 【営業時間】10:00~17:00 ※10:00~16:00(4月・10月以降) 【定休日】11月中旬~4月中旬、火曜日 |
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