炭鉱街の雰囲気残る南美唄町

1918年に採掘がはじまり1963年に閉山した三井美唄炭鉱
三井美唄炭鉱のあった南美唄地区は今も炭鉱住宅が残り
昔の雰囲気を色濃く残している所です
当時の炭鉱事務所も一部回収撤去された箇所もありますが
今は三美鉱業の事務所として使われ規模は小さいですが
現在も南美唄の地で石炭の採掘を行っています
高速道路からも見える巨大煙突

南美唄地区から少し山の方へ向かうと巨大な煙突があります
高速道路からも見える炭鉱遺産です
詳細な説明が無い為用途は不明ですが
恐らくボイラー施設だったのではないでしょうか
高速道路のトンネルの上に選炭場施設が残っていますが
夏場は藪がすごいため行くことができません
森の奥にある変電所跡

煙突からさらに山奥へと進んだ場所には三井美唄炭鉱の変電所の跡があります
半世紀以上前に閉山した変電所ですが外観は健在です
森の中にたたずむコンクリート様式は
まるでヨーロッパの古城のような雰囲気ですね
緑が美しい

屋根は崩壊しているため空が見えています
内部は木々や苔が育っており
なかなか幻想的な光景が広がっています
緑多い森の中なのでヒグマの生息地となっているので
夏場はヒグマに要注意です
林道の通行に要注意

2階部分へ上がる階段は崩壊していないため
上へあがることができます
2階部分は屋根が残っているため木々に浸食されていません
半世紀以上前に閉鎖された施設ですが
今もなお残っているのは昔の日本の建造物は
しっかりとした造りだったのが分かりますね
林道はこの先アルテピアッツァ美唄方面へ行けますが
道幅が狭く草も生い茂っているので
ジムニーみたいな車でないと往来は厳しいと思います
アクセス |
[三井美唄炭鉱変電所跡] 【住所】北海道美唄市南美唄町 【アクセス】JR美自校バス南美唄行きに乗車し、南美唄1丁目で下車徒歩30分(1時間に1本) |
コメント