静内にある無料のアイヌ資料館

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白老町にウポポイがオープンし
アイヌ文化が注目されつつある北海道
ウポポイ以外にもアイヌ文化を展示する博物館は道内各地にあります
有料のものから無料のものまで施設もいろいろです
二十間道路の桜並木で有名な旧静内町のアイヌ博物館は
うれしいことに無料で見ることができます

シャクシャイン最後の砦

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静内はシャクシャインが1669年の戦いで最後の砦とした地なので
真歌公園内にはシャクシャインの銅像もあります
静内町の博物館は1983年開業と結構古くから開業していますが
静内町と三石町が合併し新ひだか町と名前が変わったため
静内町アイヌ民族資料館から新ひだか町アイヌ民族資料館に名前が変更されています

入ってすぐ目に入る大きな船

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入館料は無料で名前を書いて見学となります
まず入ってすぐ目に入るのが
アイヌの外洋船として使われていたイタオマチプ
アイヌ語で板のある船を意味するイタ・オマ・チプに由来しています
カツラなどの大木をくり抜いた丸木舟に板をつけて大型化した船で
日本ではアイヌ民族以外では使われていなかったようです

世界に3個しかないエゾオオカミの頭蓋骨

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アイヌ民族の儀礼道具、着物、織物などの展示もあります
アイヌの儀式で使われていたエゾオオカミの頭蓋骨も展示しています
エゾオオカミの頭蓋骨は非常に貴重なもので
英国の大英博物館のほか世界に3か所でしか現存していません
そんな貴重な展示物を無料の小さな博物館で見れてしまいます

10分ほどで回れる

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貴重な展示物もありますが
無料の施設なので館内はそれほど大きくなく
10分ほどですべての展示が見れてしまいます
冬季は営業していませんが
静内で桜が見ごろとなる5月上旬には
開館しているので桜見学と合わせてみておきたいところですね

アクセス

[新ひだか町アイヌ民族資料館]
【住所】北海道日高郡新ひだか町静内真歌7-1
【アクセス】静内からJR北海道バス・道南バス浦河・様似行きに乗車し、入船町で下車(1日9本)
【営業時間】9:00~17:00
【料金】無料
【定休日】月曜日・12~4月



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