北海道最古の温泉
北海道内でも古からの湯治場として有名なのは湯の川温泉ですが
開湯は800年前と湯の川温泉よりも古く
北海道最古の湯として存在しているのが”知内温泉”
知内市街地から約12km
国道から少し奥に入った所にある一軒宿です
日本秘湯を守る会の宿
知内温泉は日本秘湯を守る会の温泉です
秘湯とはいっても路線バスでのアクセスも比較的容易にできる所なので
芽登温泉や高原温泉ほど秘湯っていう感じはしません
現在は1軒のみですが昭和40年まで姫の湯という別の宿もあったようです
こちらは火事で焼失してしまい跡地は現存するユートピア和楽園が購入し
そこからの源泉も使用しているようです
春は桜、秋は紅葉を堪能
とはいっても結構な山奥です
旧知内駅があった湯の里地区は
そこそこな集落がありますが温泉のエリアは無人地帯です
道の駅はありますがコンビニは知内市街地まで行かないとありません
そういった意味では秘境っぽいところです
目の前の広場では春には桜
秋には紅葉が堪能できるところです
500円以下の入浴料
知内温泉では朝7時から日帰り入浴を行っています
秘湯の一軒宿の温泉なので料金もそれなりにしそうな感じですが
日帰り入浴はわずか460円
道南地域は基本的に入浴料が安い所が多いです
しかも旅館なのでシャンプーなどのアメニティもしっかりとあります
函館市内の某温泉とはえらい違いです
美肌効果のある上の湯
知内温泉では上の湯と下の湯2つの泉質が楽しめます
上の湯は坂の上にある源泉を使用していることから名付けられています
明礬泉と塩泉が強く肌に良い美肌の湯です
床が鍾乳石のようになっているのはまさしく温泉成分が濃い証拠ですね
源泉温度は60.4℃と非常に高いですが
離れた場所から注がれているため湯船に注がれるときは適温になっています
湯冷めしにくい下の湯
下の湯は上の湯よりも建物に近い場所にあります
源泉温度は49.6℃と上の湯ほど熱くありませんが
下の湯の源泉は建物のそばにあるため
かなり熱い状態で浴室へと注がれるため熱めが好きな人にお勧めです
下の湯は体の芯から温まり湯冷めしにくい温泉です
露天風呂は混浴
もう一つ露天風呂があります
こちらは下の湯と同じお湯を使っています
露天風呂は男女混浴となっています
敷地内にある施設ですが脱衣所も外で
道東によくある野湯みたいな感じとなっているため
女性にはちょっとハードルが高いかもしれません
温泉宿なので日帰り入浴のほか宿泊も可能です
1泊2食付きで12,000円からとなっています
アクセス |
[知内温泉ユートピア和楽園] 【住所】北海道上磯郡知内町湯ノ里284 【アクセス】JR木古内駅から函館バス松前行きに乗車し湯の里温泉入口で下車徒歩15分(1日10本) 【営業時間】7:00~21:00 【入浴料】460円 【定休日】無休 |
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