路線バスの救世主となるか
昨今路線バスの運転手が不足しており
日本全国でバスの運行本数が減便となっています
路線バスを運転するには大型二種免許が必要かつ
人命をあずかるという重い責任に対しての給料が低く
休みも少ないということで若い人がやりたがらないという職種となっているのが
運転手が少ない原因と言われています
上士幌町に続いて2例目
そんな運転手不足を解消するために現在開発中なのが自動運転バス
日本各地で実証運転を行っており
北海道内では上士幌町に続いて2例目となったのが苫小牧市
運行は「苫小牧駅」から「ぷらっと港市場」までで所要は25分です
車両はフランス製のNAVYA「EVO」という車両です
定員は11名の小さな車両
苫小牧駅の乗り場は旧バスターミナル付近から乗車です
こういった新しいものが登場すると北海道民殺到するイメージでしたが
あまり知られていないのか乗車は数人だけでした
定員は11名で満車になると乗車できないので早めに現地へ行っていましたが
ギリギリでも大丈夫な感じですね
センサーで自律的に運行が可能
自動運転ということで運転席はありません
代わりにあるのが運行状況を示したタッチパネルと
各種ミラーの代わりとなっているカメラのみです
将来的には自分がおりたい停留所とかをタッチして操作する
みたいな感じになるのでしょうか?
今回はオペレーターが乗車おりこの辺の操作はできません
今回はオペレーターが同乗
車両自体は自動運転が可能にはなっていますが
交差点で急に停車したり、段差がある所も操作しないと進まなかったりと
100%完ぺきという状態ではないようです
そのためにオペレーターが乗車しており一部操作をして運行しています
このオペレーター何か特殊な資格が必要なのかと思もいきや
中型の自動車免許があれば操作可能なようです
オペレーターに特殊な資格は必要なし
車両を操作する何やら特殊な装置が必要なのかと思いきや
こんなゲーム機のコントローラーを改造したようなもので進んでいます
これで操作ができるならばゲームに慣れている小学生でも
運転ができてしまうようなそんな車両ですね
運行区間は買い物などでも利用可
実証運行となった区間は比較的交通量が少なく
信号等も少ないので道路状況に支障がないということで選ばれたようです
途中市役所、科学館最寄りの出光カルチャーパーク、ツルハドラッグ、マックスバリュー
など観光や買い物などでも利用できるような停留所に立ち寄ります
殆どの人が通しで乗るようですが平日は市役所で降りる人もそこそこいるようです
自動運転バスに乗車すると割引券が貰える
時速20kmという自転車を少し早くしたくらいの速度なのでゆっくりですが
電気自動車ということで静かで快適な運行でした
自動運転バスに乗車すると「ぷらっと港市場」で使用できる100円引きの金券も配布しています
10月15日までの期間限定ですが自動運転バスを利用して
「ぷらっと港市場」まで訪れてみるのもいいですね
まだ未定ですが苫小牧市では冬季期間の実証運転も計画しているということなので
もしかしたら冬の運行も見られるかもしれませんよ
【運行本数】
苫小牧駅発 | 10:00 | 11:00 | 12:00 | 14:00 | 15:00 |
ぷらっと発 | 10:38 | 11:38 | 12:38 | 14:38 | 15:38 |
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