音威子府村唯一の温泉
日本最北の天塩川の麓に佇む天塩川温泉
北海道で最も人口が少ない音威子府村にある温泉です
住民保養センターとして1989年に開設した温泉施設ですが
現在はホテルとして営業しており日帰り入浴も可能となっています
温泉内には音威子府村では貴重な飲食店もあり
ココでしか味わえない源泉を使ったオリジナルメニューもあります
かつては薬として販売
入るだけでなく飲用としても使われていた天塩川温泉
元々は常盤鉱泉という名前で大正元年に発見されました
調査の結果鉱泉は薬用効果があるということで飲用薬として販売したのが始まりです
泉質は炭酸水素塩泉[重曹泉]で皮膚の脂肪や分泌物を洗い流し滑らかにするため美肌の湯でもあります
そんな飲んで良し入って良しな天塩川温泉です
近くに駅もあるが
殆どの人が車利用ですが温泉から徒歩10分ほどの所に天塩川温泉駅があります
この駅の周りに民家は数軒のみでほぼ温泉利用の為にある駅なんですが
特急や都市間バスも停車する音威子府駅から温泉の目の前まで行ける
無料の村営バスがあるためこちらを利用する人が多く天塩川温泉駅を利用するのは
鉄道マニアくらいかもしれません
JR北海道の極端に利用者数が少ない駅としてあげられているため今後の存続が気になる所です
今のところは村が管理する方向で廃止にはしないようです
復活した黒い蕎麦も食べられる
音威子府村と言えば駅舎内にある立ち食い蕎麦が有名でしたが
店主の方が亡くなってしまったため現在は営業していません
さらに音威子府独特の黒い蕎麦を作っていた製麺所も閉鎖されてしまい
食べられなくなってしまった黒い蕎麦でしたが
何と千葉県の製麺所がこの製法を復活させ新音威子府そばとして復活しました
以前はホテルレストランでは提供していなかった新音威子府そばが食べられるようになっています
源泉を練り込んだ麺類
ホテルの名物の蕎麦は新音威子府そばだけでなく
飲んでよしの天塩川温泉の源泉を麺に練り込んだ源泉そばや源泉ラーメンもあります
源泉を使用していることによりほのかに甘さを感じる滋味深い味わいとなっています
道北ということで麺の感じは旭川ラーメンと似たような感じなので
旭川ラーメンが好きな人は気に入るかもしれません
お風呂はホテルの奥の方にあります
内湯は源泉風呂とジャグジーの2つ、そして露天が1つでサウナや水風呂はありません
3つあるうち温泉なのは内湯の少し色がついている浴槽ひとつだけです
景色がよい露天風呂は温泉ではないのが残念です
ただ内湯の窓が大きいため中からも外の景色を見ることはできます
浴槽はそれほど大きくないですが混雑はしていないのでゆったりと過ごすことができますよ
アクセス |
[天塩川温泉] 【住所】北海道中川郡音威子府村咲来919 【アクセス】JR音威子府駅から音威子府村地域バスに乗車し天塩川温泉で下車(1日5本) ※徒歩10分ほどの所に天塩川温泉駅があるが普通列車のみ停車する駅なので本数は少ないです 【営業時間】10:00~21:00 【定休日】無休 【入浴料】500円 【宿泊】1泊2食付き8600円~ |
にほんブログ村
コメント