八雲町の山奥にある宿
八雲町落部地区から厚沢部町方向へ10kmほど進んだ
山中にひっそりとたたずむ温泉旅館
函館市街地からも遠く結構マニアックな場所にある温泉旅館ながら
平日でも満室となることがある人気の老舗旅館です
入れる浴槽が限定にはなりますが日帰り入浴も可能です
日本秘湯を守る会の宿
バスも通らない交通の不便な山間の温泉宿を秘湯という
造語を1975年(昭和50年)に生み出し始まった「日本秘湯を守る会」
日本全国で140ヶ所以上ある日本秘湯を守る会の宿
北海道内には全部で7か所
山奥にあるためバスもなく最寄りの駅から10kmとまさに秘湯ですね
ただ銀婚湯、丸駒温泉、芽登温泉以外は公共交通機関があるので比較的行きやすく
これ以上に不便な温泉宿って北海道には結構多いですよ(オソウシ温泉とか)
お風呂の種類が豊富
浴室は内湯1つ、露天風呂1つ、家族風呂1つ、そして野趣あふれるや野天風呂が5つ
と浴槽が豊富なのが特徴な銀婚湯
ただし日帰りで入ることができるのは内湯と露天風呂といった館内にある施設のみです
銀婚湯のだいご味でもある野天風呂は宿泊をしないと入ることができません
つり橋を渡って森の中を散策しながら湯巡りするのは楽しいですね
ただ5つあるうちの野天風呂も冬季は2つ閉鎖されてしまうため
紅葉が綺麗な秋に訪れるのが一番最高な季節ですね
料金は固定なので旧館トイレなしの部屋ならば2名一室1泊2食付きで13350円です
内湯のみ地下水で調整
銀婚湯は敷地内に5本の源泉が湧出しています
基本的にどのお湯も弱アルカリ性のナトリウム塩化物系の温泉になっていますが
源泉によって多少の違いはあるようです
日帰り入浴でも入ることができる内湯はそのうちの4本を混合しています
源泉温度が60℃から95℃と非常に高温なため地下水を1割程度加水して温度調整をしています
加水も地下水で加入しているため塩素消毒をしている水道水ではないため
100%自然成分配合の体に優しい温泉となっています
湧き口に近い場所は温度が高めですが広い浴槽なので奥の方に行くと
程よい温度で気持ちよく入ることができます
程よい温度で気持ちよく入ることができます
露天風呂は源泉かけながし
露天風呂は2本の源泉を使用した源泉100%のお湯です
宿泊者用の"からまつの湯"・"どんぐりの湯"・"もみじの湯"も同じ泉質となっています
内湯と異なり源泉かけ流しのお湯の為少し熱めですが
冬季は外気温も低くなっているため程よい温度になっています
効能は神経痛、肩こり、腰痛などに効果があり
疲労回復やストレスにも効くお湯です
泉質もいいですがなんといってもロケーションがよく
新緑、紅葉、雪景色どの季節に来ても素晴らしい景色を堪能できまよ
散策も楽しい
銀婚湯は散策をするのにも最適なロケーションです
敷地内には銘木がいくつもあり森林浴も楽しめます
森の中は宿泊者以外でも自由に散策をすることができるので
温泉に入る前にちょっと散策するのもお勧めです
今回は雪景色でしたが秋の紅葉期は絶景が楽しめるようなので訪れてみたいですね
料金は変動しないためいつでも同料金で秋はリーズナブルな為
かなり早くとらないと宿泊は難しいみたいです
外湯は受付が必要
野天風呂に入る際にはフロントで受付を行い入場札をもって巡ります
まずは銀婚湯の森を抜けた先に"かつらの湯"と"杉の湯"がありますが
"杉の湯"は冬季は閉鎖しているため入ることができません
冬季も入れる"かつらの湯"は大きな石をくり抜いた浴槽となっており
なかなか野性味あふれる温泉となっています
家庭用のお風呂くらいなので2人くらいしか入れませんので
大人数では入れませんのでご注意を
落部川にかかるつり橋
落部川にかかるつり橋を渡った先には
"どんぐりの湯"・"もみじの湯"・"トチニの湯"がありますが
このうち"もみじの湯"のみ冬季閉鎖しており入ることができません
名前の通りもみじの木の下に温泉があり紅葉を見ながら温泉が楽しめるようです
スリリングなつり橋を渡った先にある温泉が銀婚湯の醍醐味
ここに宿泊したのならば是非とも入りたいところですが
夜間は入ることができないため早めにチェックインする必要があります
混雑しているときは待つ場合もありますのでご注意を
森の中にある野趣あふれる温泉
つり橋を渡り右側に進むと"どんぐりの湯"があります
銀婚湯の野天風呂の中では一番大きな浴槽です
目の前に川が流れておりロケーションは最高です
基本的に一組ずつの貸切なので気兼ねなく入ることができます
ただ温泉敷地内とはいえ自然あふれる森の中なので
ヒグマが出てこないかちょっと心配なところですね
料理も抜群
料理は小さな旅館なのでバイキングではなく懐石料理
海の幸、山の幸、お肉とバラエティに富んでおり量も多く満足いく感じです
山奥にある温泉宿の為近くにコンビニはなく
最寄りのコンビニは10km離れた落部にあるセコマまたはセブンです
飲料とかほしい場合は事前に購入していくことをお勧めします
トイレ無しの旧館ならば比較的安く泊まることができる
野趣あふれる温泉を堪能できる宿ですよ
アクセス |
[銀婚湯] 【住所】北海道二海郡八雲町上の湯199 【アクセス】公共交通機関はありません ※JR落部駅から10km徒歩2時間18分 【日帰り入浴営業時間】12:00~16:00 【日帰り入浴定休日】月曜日 【入浴料】800円 【宿泊】1泊2食付きで13350円~ |
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