歴史ある川汲温泉
旧南茅部町市街地から函館方面へと進んだ山の中にある川汲温泉
18世紀には開湯されていたといわれている歴史ある温泉地
古くから湯治の場として知られており鶴が湯浴みをして
傷を癒したという伝説があることからかつては"鶴の湯"とも言われていたそうです
現在は川汲温泉旅館と明林荘2つの宿が日帰り入浴を行っています
寛保年間には開業していた歴史ある温泉
そんな長い歴史には新選組の土方歳三が戊辰戦争の傷と疲れを癒すために
川汲温泉に宿泊し翌朝五稜郭へとむけて出発をしています
幕末ロマンに思いをはせる人ならば気になる温泉地だと思います
館内には昔の写真が展示
館内には昔の写真などが展示されており
川汲温泉のミニ資料館のようになっています
かつては川汲温泉ホテルとして多くのお客さんが訪れていましたが
今は素泊まりだけの小規模の旅館になっています
対岸にある明林荘の方は昔も今もあまりかわらない佇まいのようです
宿泊は素泊まりのみ
明林荘は日帰り入浴のみとなっていますが川汲温泉旅館は現在も宿泊が可能です
ほぼ無人のような状態となっている為宿泊は素泊まりのみです
シャンプーなどアメニティもないようなので持参する必要があります
南茅部市街地にサツドラがあるのでそちらで購入するとよいでしょう
車があればいいですが公共交通機関の場合は周辺に何もないため
市街地で食材を購入してもっと来ないといけません
車であれば川汲から20分ほどの米原町にある山奥なのに海鮮が安くておいしい「笑和」へ
夕飯を食べに行くことをお勧めします
肌に優しい温泉
川汲温泉旅館の泉質はアルカリ性単純温泉で泉温は46℃
PH9.0の強アルカリ温泉で美肌効果が強い肌に優しい温泉です
浴室は内湯のみが2つあり左側の大きな浴槽はやや温度が高めで
右側の小さな浴槽の方が右の浴槽よりは適温となっています
同じ南茅部にあるひろめ荘は多くの人が訪れますが
こちらはマニアックな温泉なので訪れる人はあまり多くなく空いてます
浴槽は大きくないですが気持ちのいい温泉ということで
温泉好きには隠れた温泉スポットとして知られている川汲温泉
朝6時から営業しているので道の駅で車中泊などした時の
朝風呂として利用するのに最適なところですよ
アクセス |
[川汲温泉旅館] 【住所】北海道函館市川汲町2019 【アクセス】JR函館駅から函館バス[99]に乗車し川汲温泉で下車(平日6本・土日祝日5本) 【営業時間】6:00~19:50 【定休日】無休 |
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