ゆりのまち小清水町
エゾスカシユリやエゾカンゾウなどが咲き誇る小清水原生花園のある
小清水町は"ゆりのまち"として町おこしをしています
そんな"ゆりのまち"小清水町を代表する百合の花のスポットが
「ゆりの郷こしみずリリーパーク」
滝上と東藻琴の芝桜、上湧別のチューリップとともに
オホーツク花回廊の一つとなっている花のスポットです
7月中旬から9月上旬に開園
13ヘクタールの園内には、スカシ系やオリエンタル系など
世界の百合が100種類以上育てられています
その数は何と700万本とまさに"ゆりのまち"を誇れる規模です
開園期間は7月中旬から9月上旬にかかてで
一番の見ごろは7月下旬から8月中旬となっており
このころに訪れると色鮮やかな百合が咲いている光景が楽しめます
お手軽カートツアー
13ヘクタールは東京ドーム2.8個分の広さなので結構広いです
園内には斜面もあり歩いて回ると結構大変です
そんな人向けに運転手付きのカートに乗って
園内の見どころを案内してくれる園内ツアーもあります
百合がピークの7月下旬から8月中旬は北海道といえど結構熱く
30度以上の日も珍しくないのでそんな時に便利なツアーです
シーズンパスもある
リリーパーク内に有る100種類の百合は一斉に咲きだすわけではなく
7月下旬に見ごろとなる早咲きの品種と
8月中旬に見ごろとなる遅咲きの品種があり
2回に分けて百合の見ごろを迎えることとなります
シーズン中に数回訪れても時期によって違う百合を見ることができます
リリーパークではそんな様々な百合をシーズン中見られるように
シーズンパスを1000円で発売しており網走や北見から通うファンも多いようです
7月下旬に見ごろになる早咲き品種
早咲き品種は上向きに咲く百合で香りがしないようです
クロユリ以外の百合は良い香りがすると思われますが
開園最初の頃にピークを迎える早咲き品種ばかりの頃は
園内には百合の香りが殆ど漂っていない状態です
8月中旬に見ごろになる遅咲き品種
遅咲き品種は横向きに咲く百合が多く
7月後半ごろから咲き始め甘く良い香りがするのが特徴です
数輪咲いただけでも匂いがするので
色々な品種が見たいという人は7月下旬
香りを楽しみたいという人は8月の来訪がお勧めかと思います
周りに広がる田園風景
夏の寒暖差が大きい小清水町の百合は開花してから
2週間ほど見ごろが続くため比較的長い期間ゆりを楽しむことができます
また小清水町は摩周系の火山灰が太古に降り積もってできた大地で
透水性が良い土壌ということで百合の栽培にも向いているようです
豊かな土壌ということで畑作にも向いており
リリーパークの周りには田園風景が広がっており
園内の高台からは百合と田園風景が広がる光景が楽しめます
高台に展望台がある
残念ながら斜里岳方向は木々に覆われている為
雄大な斜里岳と満開の百合の花は一緒に見ることができませんが
リリーパークの最奥には展望台があり
パーク全体を見渡すことができますよ
園外には苗や野菜を販売している売店と
小清水町のご当地ソフトクリーム"ゆりソフト"もあります
マルコポーロという品種をイメージした淡いピンク色の
ゆり根入りのソフトクリームです
7月中旬から9月上旬までの短い期間の営業ですが
リリーパークには色とりどりの百合が見ることができます
8月にはゆりフェスティバルも行われ
お笑いライブや歌謡ショーなども開催されているようですよ
札幌方面から知床への最短ルートとなる国道334号線に沿っているので
シーズン中にちょっと寄り道ができるスポットです
アクセス |
[ゆりの郷こしみずリリーパーク] 【開催場所】小清水町開基100年記念公園(トリム公園) 【住所】北海道斜里郡小清水町元町2丁目643-2 【アクセス】JR網走駅から網走バス[小清水]行きに乗車し、下町2区で下車徒歩20分(平日6本・土日祝日4本) 【開園期間】7月中旬~9月上旬 【開催時間】9:00~17:00 |
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