平成初期にリニューアル
活気のある美唄を市内外へと発信する8月のイベントとして
「びばい市民夏まつり」として開催されていたイベントを
1994年より「びばい歌舞裸まつり」としてリニューアルされ
30年以上続く美唄市民に定着しているお祭りとなっています
会場は中央公園
会場は美唄市役所前の広場と中央公園
市役所ほか周辺の公共施設が駐車場として開放されます
飲食屋台も多く登場しますが焼き鳥の町ということもあり
福よし、三船など市内の人気焼き鳥店が多く登場するのが特徴的でした
お店によってはとりめしも用意されていましたが
美唄のソウルフードこと角屋の焼きそばは売っていませんでした
焼き鳥は美唄ご当地グルメ
おそらくここ以外にはなさそうなモツがメインなご当地焼き鳥
炭鉱の町として栄えていた美唄市
かつては精肉以外の部分は捨てられており
それがもったいないと串にさして焼いたところ炭鉱労働者に好評で
これがもとになって広がったといわれています
最大の特徴は鳥の頭、皮、内卵、内臓など様々な部位を
玉ねぎで挟み串にしているというところですね
内臓系が苦手という人にはあまりお勧めできないですね
参加型イベントも多数
参加型のイベントとして
モルック、射的、美唄焼き鳥の串を使ったビバリンピックも開催
夏休みの自由研究にも向いていそうな木工体験も開催
いずれも大人というよりは子供向けのイベントでしたが
子連れで訪れる人には楽しいイベントかと思います
歌舞裸(かぶら)って何?
メインとなっている歌舞裸という謎のワードですが
歌(か)はゲストを呼んでのライブイベント
舞(ぶ)は市内外によるダンスグループによるショー
裸(ら)は市内外の団体による神輿披露となっており
土曜日と日曜日2日間にわたって開催される熱い祭りです
2024年の歌のゲストはブギウギ専務こと上杉周大さんでした
舞はダンス以外にも伝統技能も
舞の部分はダンス以外の他に
空手の披露や美唄キヤリなどもあります
正直ダンスは関係者以外は見ても正直面白くないところはあります
空手も型の披露だけだとあまり面白くないですが
板割、瓦割、氷割とショー的な部分もあり
近くで見るとなかなか迫力満点でした
江戸より続く文化が美唄に
美唄キヤリも文字だけだと何のことだけさっぱりわかりません
美唄キヤリとは消防の出初式で木遣り唄に合わせて
勇壮な纏降りを行う伝統芸能のようです
1974年より行っておりましたが保存会として結成されての歯
びばい歌舞裸まつり開催した1994年からのようです
出初式やびばい歌舞裸まつりの他イベントにも出ているようです
アクロバットなはしご乗り
出初式でも一番の見どころとなっているのがはしご乗り
元々は江戸に来ていた鳶職が火事現場を探すために
持っていたはしごを地面に立てて急場の火の見やぐらの代わりをして
火事を見つけたのが始まりだそうです
はしごを支える団員と乗り手の団員との信頼関係が必須な技ですね
はしごの上でかなりアクロバットな技を繰り出すので
なかなか見ごたえありますよ
神輿と餅まき
裸で神輿なのでふんどし一丁で出てくるのかと思いきや普通の格好でした
小樽の潮祭りのようにたくさんの神輿が出てくるのかと思いましたが
1基しか出てこないのはやや寂しい感じですね
会場の通路がそれほど広くないのでそんなに多くの神輿はやってこれないんでしょうね
神輿の上からはもちまきが行われますが餅の数はそれほど多くありません
花火はありません
神輿が到着後に各神輿団体の代表がステージに上がりもちまきの本番となります
もちまきの後は抽選会が行われ
2日間にわたっての美唄市の熱いイベントは終了します
土曜日は夜もやっており盆踊りなどは開催しますが花火はありません
花火はすぐ近くの浦臼町で打ちあがります
車で20分くらいの距離なので祭り終了後にかけつけても間に合いますよ
アクセス |
[びばい歌舞裸まつり] 【開催場所】中央公園 【住所】北海道美唄市東1条南2丁目3-1 【アクセス】JR美唄駅から徒歩7分 【開催】8月上旬 【開催時間】土曜日10:00~21:00、日曜日10:00~18:00 |
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