世界中で人気のシャインマスカット

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皮ごと食べられて美味しいブドウとして人気のシャインマスカット
2000年ごろに登場し瞬く間に人気の品種となり
現在の作付面積は1797haと国内の主要品種であった
巨峰やデラウェアも抜いて作付面積もトップに躍り出ました
長野県や山梨県といった本州で栽培されている品種のように思われますが
最近は北海道内でも栽培がおこなわれています
そんなシャインマスカットですが仁木町内に有る
さくらんぼ山観光農園では道内唯一のシャインマスカット狩りができる農園です

北海道唯一のシャインマスカット狩り

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仁木町内で細々と栽培していたシャインマスカットですが
現在では栽培している農家も増えてきており
直売所で1000円以下で購入することもできます
ぶどう狩りをしている農園は多いですが
シャインマスカット狩りができるのは「さくらんぼ山観光農園」1ヵ所のみ
9月中旬ごろから10月上旬ごろにかけて行われ
土日祝日は多くの人が訪れるので朝6時30分から受付開始取りますが
午前6時の時点でこれだけ多くの人が並んでいます

いろいろなブドウが食べられる

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ブドウ狩りのコーナーはメイン会場から離れており
受付をした後は各自で麓にある会場まで移動します
メインの会場はさくらんぼやリンゴを主としているようです
車で5分ほど移動してきたブドウ狩り会場では
この日狩ることができるブドウの品種が書かれていますが
シャインマスカット以外にも珍しい品種がたくさん書かれており
ブドウの種類の多さも北海道一かもしれません

一面に実るシャインマスカット

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HPではシャインマスカットもあるブドウ狩り
みたいな感じであればラッキーみたいな書き方でしたが
園内にはずらりと写真マスカットが実っており
朝の行列を見ると不安になりましたがそんな不安も解消できるくらい多いです
少なくとも3日くらいで狩りつくされる量ではありませんね

実は黄色いほうが美味しい

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大粒で高糖度で皮ごと食べられるシャインマスカット
緑色で光沢のある方が美味しそうに見ますが
やや黄色がかっている方が完熟しており
甘くて濃厚な味わいを楽しむことができます
スーパーで売られているのはたいてい緑色の光沢のあるものなので
完熟のシャインマスカットはなかなかお目にかかれないので
こういうのが食べられるのもブドウ狩りならではですね

粒が大きい紫色のブドウが美味しい

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シャインマスカットばかり注目されがちですが
巨峰、サニールージュ、藤みのり、昭平紅、マイハートといった
高級品種もありますがシャインマスカットほど数が多くないため
すぐになくなってしまいそうな感じです
個人的には巨峰や藤みのりといった
紫色の粒が大きなブドウの方が美味しくてお気に入りでした

1本しかない激レアなマイハート

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ハートの形をしたマイハートは1本しかないので
これこそ食べられたらラッキーといった感じです
形は面白いですが味はやや酸っぱかったのでイマイチでした
巨峰系とシャインマスカットを中心に食べるのがお勧めです

北海道ならではの品種も並ぶ

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北海道ならではのキャンベルやナイアガラといって品種もありますが
高級品種が並ぶ中ではやはり影が薄いようで
ほとんど手を付けられていない状態で残っていました
中には北海道生まれのスートレディという
キャンベルとサフォークレッドを組み合わせた品種もありましたが
親がキャンベルなので酸っぱめです
北海道のぶどうだとバッファローが一番おいしいですが
食べごろに名前が入っていましたが
シーズンが終わりかけだったのでバッファローはほとんどありませんでした

北海道で色々な品種が食べらるようになった

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北海道でブドウというと
キャンベルのような粒が小さくて酸っぱいブドウが多かったですが
品種改良も進みこんなに美味しいブドウが食べられるようになるとは思いませんでした
仁木・余市エリア以外でも砂川市でもいろいろなブドウを育てており
ハイウェイオアシスすながわの産直コーナーへ行くと
色々な品種のブドウが並んでいてびっくりします
作付面積が広くないのか砂川市内の農園では
珍しい品種のブドウ狩りは現状では行っていません

来園は9月中がおすすめ

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ブドウ狩りを行うとリンゴとプルーン狩りも可能ではありますが
ブドウシーズンではリンゴは酸っぱめの早生品種が少しあるだけなので
色々と食べることができないのでブドウだけでいい感じです
10月まで行っていますが10月になるとほとんど食べつくされている為
有ればラッキーといった感じになってしまうようです
シャインマスカットをたくさん食べたいという人は
9月中旬から下旬に行くことをお勧めします
朝一で行かないと駐車場に入れてチケットを買うのが大変ですが
午前中ならばその日の分が全部食べつくされるということはなさそうな感じでした

アクセス

[さくらんぼ山観光農園]
【住所】北海道余市郡仁木町南町9丁目138番地
【アクセス】JR仁木駅から2.7km徒歩47分
【時期】9月中旬から10月上旬
【開催時間】8:00~17:00
※土日祝日は6:30から受付


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