首都圏に近い気動車
上野から常磐線快速電車でわずか40分の取手駅を起点としている
関東鉄道常総線も非電化なローカル私鉄です
常総線の途中駅ではマンホールカードを配布している自治体が多くある為
途中下車をしながら終点の下館まで北上していきます
関東鉄道常総線は首都圏近郊路線ということで
途中の水海道までは複線という珍しい気動車です
関東鉄道常総線では常総線全線と真岡鉄道の茂木までの区間が
土日祝日のみ利用できるフリー乗車券があります
常総線を往復しただけで元が取れる切符ですが
この先の真岡鉄道は関東近郊では珍しいSLを運転しているので
この切符を利用して両線を乗りとおす人が多いようです
これができたおかげで守谷市は大化けして
首都圏がぐっと近くなって栄えたようです
常総線利用者も取手まで乗車せずに守谷での乗り換えが多いようです
マンホールカードを配布しているのは守谷市役所
駅から2kmくらい離れているので微妙に遠かったです
ぱっと見北海道みたいな地名ですね
ここまでは本数も多く複線区間でしたが
水海道から先は単線区間になりますが
首都圏の鉄道なので本数は1~3本と
JR北海道とは比べ物にならないくらい多いです
札幌市内の平和駅と停車本数あまり変わらないのでは…
ここで常総市のマンホールカードを入手します
配布場所は駅から徒歩10分ほどのところにある常総市地域交流センター
常総線車窓からも見える巨大なお城みたいな建物です
昔このあたりにあった豊田城跡に
ふるさと創生金を使用して作った巨大な建造物です
実際の豊田城はこんな大きな城ではなく
茅葺の居館造の建物で近くを流れる小貝川の水を引き込んだ
濠や土塁などがあったようです
令和7年3月31日まで無料だったため無料で入館できました
まずエレベーターで最上階まで上がり
関東平野を一望した後常総市の歴史資料を見ていく感じです
冬の晴れている日ならば富士山も見えるなかなかの絶景スポットのようです
駅からも近いので常総線利用時はちょっと寄り道してみては?
ロリータファッションの深田恭子とレディースの土屋アンナ
主演で話題となった下妻物語の舞台の地です
出演者とタイトルは知っていますが映画の内容は知りません
常総線の中では利用客も多い主要駅の一つですが
駅周辺は閑散としておりロリータファッションの娘なんて絶対いなそうな感じでした
自転車に100円玉を入れてロックを解除することで利用できます
返却時に100円玉を取り出すことができるので無料というありがたいシステム
マンホールカード配布場所の下妻市図書館は駅から微妙な距離だったので
自転車で移動できるのは楽でいいですね
せっかく自転車を入手できたので市内を少し散策します
さきほどの豊田城とは異なりここは城跡の看板のみで
土地開発などに伴い本丸跡以外はすべて整地されており
その面影がほとんどないためちょっと寂しい感じです
昭和30年代までは濠や土塁も残っていたようです
大正末期から昭和初期にかけて下妻市で活動していた
米国人伝道師夫妻の旧居のようです
下妻市の歴史散策路になっているわりには
建物の維持環境はあまりよくなく
窓ガラスが割れていたりとちょっともったいない感じです
北見市のピアソン記念館みたいに整備して内部公開すればいいのに
現在は下妻稲荷大明神となっています
規模は小さめですが稲荷神社ということもあり
伏見稲荷のように赤い鳥居が沢山並んでいたりします
茨城百景に選ばれている砂沼が見えてきました
周囲6km、面積55haの農業用ため池のようです
江戸時代中期ごろ一度干拓され新田になったようですが
その後深刻な水不足が続いたため再びため池となり現在に至っています
花の見どころが多いところですが
残念ながら時季外れなため何も見られませんでした
ここでちょっと一息入れるのもいいかもしれませんね
カフェ以外にも食事メニューもあるようなので
湖を見ながらランチというのもいいかもしれませんね
1階は地場産センターとなっており下妻市で獲れた農作物などが売られていました
とても明るい雰囲気で落ち着く空間となっており
地元民の利用も多いみたいです
マンホールカードは総合案内カウンターで配布しています
配布場所が図書館ってところ結構多いですね
これで関東鉄道常総線全区間制覇です
下館駅前にある筑西市役所にてマンホールカードを配布しているので
真岡鉄道の接続時間が10分以上あれば
さくっと貰ってくることができます
アクセス |
[関東鉄道常総線] 【運行本数】 ・取手~水海道間 1時間に3~7本 ・水海道~下館間 1時間に1~3本 【お得な乗車券】 ・常総線真岡鉄道共通一日自由切符2300円 ・常総線一日フリー切符2000円 ※いずれも土日祝日のみ発売 |
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