日本にもあるルルドの洞窟

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カトリック巡礼地として世界的にも有名なフランスの"ルルドの洞窟"
本家の洞窟はスペインとの国境に近いピレネー山脈にある秘境の地で
日本から行く場合お金も時間もかなりかかってなかなか行けないですが
函館市のお隣北斗市にも"ルルドの洞窟"があります
こちらは函館駅から列車と徒歩で最短1時間30分で行けます

トラピスト修道院の奥地にある

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ルルドの洞窟があるのは北斗市を代表する観光スポット「トラピスト修道院」
函館市内にあるトラピスチヌ修道院とは異なりこちらは閉じられた門の外から
外観を眺めるだけとなっていますが
修道院へと続く道が美しいため多くの人が訪れます
函館土産の定番となっているトラピストクッキーもこちらで製造されており
売店ではオリジナルなソフトクリームも食べられこちらも人気です

看板もありわかりやすい

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ルルドの洞窟はそんなトラピスト修道院のさらに奥地
看板もあるので迷うことはありませんが
ルルドの洞窟まではそこそこ距離があるので
普段歩いていない人には結構きついため
観光で来る人はあまり行かないスポットだったりします

アスファルトの緩い坂道を登る

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山の麓なのでヒグマ注意の看板はありますが
夜間や早朝でなければまず出てこなそうなので
そこまで心配する必要はないです
道中はアスファルトの道なので特に険しいところはありません
車止めがあるため車の通行もなく危険はないです

途中で階段と坂道の分岐あり

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途中で階段と坂道に分けれます
階段の方が近道ですが段数が多く
歩きなれていない人には少しきついかもしれません
登りは坂道、下りは階段が楽かもしれません

階段の方が距離が短い

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階段の方には歌集が掲示されていたりもしますが
それほど多くはないので特に見どころはありません
どちらを選んでも無心で上まで登らないといけません

当別丸山の麓にある

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上まで登りきるとルルドの洞窟に到着します
当別丸山の麓にある"ルルドの洞窟"は
1910年春に雪深い裏山で遭難しましたが
一命をとりとめ入院中にルルドの洞窟建設を計画し
翌年完成をさせましたが
最初のルルドの洞窟は風化して落石の危険がある為に
200mほど手前の現在の位置に移設しています

秋は蔦紅葉が楽しめる

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現在の洞窟周りは蔦でおおわれており
10月下旬から11月上旬ごろに訪れると
洞窟の壁面が真っ赤になる蔦紅葉を楽しむことができるスポットです
秋の紅葉シーズンは蔦紅葉を見に登る人が多いようです

当別丸山の登山口がある

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ルルドの洞窟付近には
当別丸山への登山道もあります
旧洞窟はこの先にあったのでしょうか?
山頂までは1.5kmほど往復1時間ほどで行けるようです
上まで登るとトラピスト修道院の全貌が見え
低山ながらなかなか景色がいいようなので
機会があれば登ってみたいですね

丸山展望台からの眺め

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丸山山頂ほど展望は良くないですが
ルルドの洞窟にも展望台があり
函館の町や津軽海峡を行き交う船などが見えます
売店付近は多くの人がいますが
ルルドの洞窟まで行く人は少ないため
喧騒を離れた静かなひと時を楽しめます
上まで登って汗を流した後
下の売店で食べるソフトクリームは格別ですよ

アクセス

[ルルドの洞窟]
【住所】北海道北斗市三ツ石392
【アクセス】道南いさりび鉄道渡島当別駅から徒歩45分
※トラピスチヌ修道院駐車場から徒歩20分


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