千歳市郊外のサケの資料館
北海道の空の玄関口な千歳市
サケのふるさととしても有名な所でもあります
千歳市街地にはサケをテーマにした水族館もあり
道内外多くの観光客が訪れますが
市街地の水族館とは別に支笏湖へと向かう千歳川の上流にも
サケをテーマとした"さけます情報館"という施設があります
人気カフェの看板が目印
千歳市街地を過ぎ住宅が少なくなったあたりで
MEONという千歳で人気のカフェの看板があるところが入口
一応さけます情報館の看板もありますがMEONが目立っている為
その存在が隠れてしまっており目立たず分かりづらいです
MEONを過ぎると道路は未舗装路となってしまうため
普段運転しない観光客は訪れにくいスポットです
孵化場入口っていうバス停から1.5kmなので歩けなくはないです
サケの遡上が見られる橋
未舗装路となった道路にかかる第一烏柵舞橋付近では
千歳川を遡上するサケやマスを見ることができます
この先に目的地のさけます情報館があり
ここでふ化したサケたちが故郷へと戻る為頑張って遡上しています
千歳市街地からかなり上流へ来ているので
ここまでやってきたサケたちはかなりボロボロです
無料で見られる施設
MEONの分岐点から2kmほどの所に"さけます情報館"はあります
市街地の水族館は有料ですがこちらは無料の施設です
地元の子連れファミリーが多く訪れるようで
結構分かりにくい場所にありながらも意外と人は多いです
水族館と比べると小さめの施設なので大したことなさそうに思えますが
入館無料な上にいろいろな体験もすべて無料という太っ腹な施設です
サケがたくさん泳いでいる
中へ入ると沢山のサケが泳いでいます
水槽も曇らないようにひと工夫がされており
クリアな状態で泳いでいるサケたちを見ることができます
孵化場の歴史が学べる
ここは明治時代に官民一体で本格的な孵化事業を始めたのがきっかけで
官営千歳中央ふ化場が作られた由緒ある場所です
現在でも日本最大のサケの孵化場となっている施設です
そんな孵化場の広報展示施設となっているため無料で開放され
孵化に関する歴史や仕組みサケの生態など分かりやすく解説しています
時期によって変わる展示
時期によって展示される魚たちも変わるようで
11月に訪れたときはサケの赤ちゃんが展示されていました
他にもタッチプールがあったりと
水族館よりもサケと触れ合えるブースがいろいろとあります
鮭クイズなど楽しめるコーナーも
映像やパソコンを使ったコーナーもあります
鮭クイズがあるんですが内容が結構難しいです
全部解けると鮭博士になれそうですね
いずれも無料なので子供連れには楽しいスポットかと思います
餌やりが無料
サケの餌やりも無料でできます
この手のエサやりは有料の所が多いので
無料というのは珍しいですね
えさの量も結構多いので長く楽しめますよ
入口の大きい水槽と別館の稚魚に餌やりができます
通年できる稚魚放流
おそらくここ以外では体験できなそうな無料の稚魚放流
網で稚魚をすくって目の前にパイプで流して
千歳川へ放流するというものです
稚魚っていうので目玉みたいな小魚かと思いきや
すでにイワシくらいの大きさになっていてその大きさにびっくり
使用するカップが小さいため結構水はねするのでそこは要注意
数年後に帰ってくるかも
パイプを通って稚魚たちは千歳川へと放されます
最後はだいぶなので結構雑な感じですが
数年後無事に千歳川へと戻ってきてほしいですね
支笏湖へ行く際に立ち寄りたい
少し市街地から離れており分かりにくい場所にありますが
水族館と違い無料で入館できさらに体験も無料
特に予約も必要なく開館時間ならばいつでもできるため
ふと立ち寄った時でも楽しめる場所です
山奥なので除雪しなくて冬季休館かと思いきや通年営業しています
(孵化場へ勤務している人がいるので除雪はしているんでしょうね)
冬の支笏湖名物氷涛祭りへ行く際にこちらもよっておきたい施設ですね
にほんブログ村
アクセス |
[さけます情報館] 【住所】北海道千歳市蘭越9 【アクセス】JR千歳駅から北海道中央バス[空4]支笏湖行きに乗車し、孵化場入口で下車(平日4本、土日祝日6本) 【開館時間】10:00~16:00 【休館日】火曜日 【入館料】無料 |
にほんブログ村
コメント