千歳川にある遺跡

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千歳市街地より支笏湖方面へと向かう地点で
千歳川と内別川が合流するあたりに
ウサクマイ遺跡群があります
両川に挟まれて東西に細長く伸びる
ウサクマイ台地に集中して分布している遺跡群です

さけます情報館の途中にある

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さけます情報館へと向かう途中にある
第一烏柵舞橋を渡った先にあるC遺跡跡は
見学コースが整備されており
竪穴住居跡のくぼみを見ることができ
見学コース入口に説明看板があります
駐車場は第一烏柵舞橋の手前にありそこから徒歩です

7000前の住居跡

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この川周辺に人々が暮らし始めたのは
約7000年前の縄文時代早期から
以後、続縄文、擦文、アイヌ文化期から近代に至るまで
川辺には先人たちが暮らしていました
現在この辺りは民家は全くなく深い森の中で人けはなく
出没するのはヒグマなので要注意です

出土品が多く出た

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この遺跡には擦文時代の集落跡とみられる窪みが75箇所あり
縄文時代末期に作られた男性型土偶
オホーツク文化式土器、擦文土器
本州より渡来した貨幣などが出土しています
これらの出土品は千歳市埋蔵文化センターにて見ることができます
ただし第二日曜日を除く土日祝日は休館しているのでご注意ください

水産資源に恵まれた集落だった

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地名の「ウサクマイ」はアイヌ語の「オ・サク・オマ・イ」から
意味は川下に物干し場があるという意味で
この場合、干した魚を作る施設ということで
水産資源に恵まれて集落を営みやすかったところかと思われます
この辺りは現在もサケの遡上が見られるスポットとなっており
サケが沢山いるということはヒグマの絶好の餌場なので
ヒグマの出没が高いところとなっているので
早朝や日没後にはあまり行かない方がよいかと思います

先人たちの息吹が感じられるスポット

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同じ市内のキウス周堤墓は
北海道北東北の縄文遺跡群として世界文化遺産となりましたが
こちらの方は世界文化遺産となっていないため
案内もあまりしっかりとしていませんが
竪穴式住居跡が色濃く残り北海道の先人たちの息吹が感じられるスポットです
この先にある"さけます情報館"は無料で楽しめる施設なので
合わせて訪れておきたいですね

アクセス

[ウサクマイ遺跡群]
【住所】北海道千歳市蘭越
【アクセス】JR千歳駅から北海道中央バス[空4]支笏湖行きに乗車し、烏柵舞橋で下車(平日4本、土日祝日6本)
【開館時間】10:00~16:00
【休館日】火曜日
【入館料】無料


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