乗り場の遠い仙石線
仙石線元は私鉄だったらしく
仙台駅の乗り場は他の在来線とはちょっと違う場所にあります
東京駅の京葉線ほどではないですが
こちらも結構遠いところにホームがあって乗り換えが面倒でした
高城町までは各駅停車のみ
元私鉄ということもあり多賀城までの駅数がかなり多いです
以前は快速がありましたが
仙石石巻ラインが誕生してから
高城町までの区間の快速は無くなりすべて各駅停車なので
結構な時間をかけて多賀城駅に到着です
駅舎内に有る観光案内所でマンホールカードを発行しています
日本遺産に選定された多賀城
各地で設定されているけど世界遺産ほど注目がされていない日本遺産
多賀城市も「政宗が育んだ"伊達"な文化」で日本遺産となっています
多賀城市以外でも仙台市、塩釜市、松島町も含まれているようです
多賀城市は市名にもなっている史跡多賀城などが認定地となっています
今回は仙石線多賀城駅から東北線国府多賀城駅まで散策です
まずは多賀城市埋蔵文化財調査センターへ
無料の埋蔵文化財センター
ここでは日本遺産となっている多賀城碑のレプリカや
井戸の木材などの発掘物を展示しています
多賀城遺跡での発掘調査について詳しく知ることができる無料の施設です
2種類目のマンホールカードもここで入手できます
多賀城に付随する寺院跡
埋蔵文化センターより少し坂を上った所に多賀城廃寺跡
古代文献には記録はないようですが
多賀城の付随する寺院だったようです
多賀城跡はここから線路を挟んだ反対側
近くにある東北歴史博物館と合わせて見学したいところです
国宝の多賀城石碑
東北線国府多賀城駅を超えた先にある
国宝にもなっている多賀城石碑
国宝って厳重に管理しているところが多いですが
ここは公園の中にしれっとあるのでびっくりです
屋根はついていますが屋外で展示しているにもかかわらず
1000年以上前の文字が風化されることなく残っているのは感動ものです
南門の復元工事中
多賀城は奈良時代から平安時代に国府として
省庁が置かれていたところだったようです
2024年は創建1300年ということで
博物館では特別展示をしたり
南門の復元工事を実施したりと色々と盛り上がっています
南門は2025年4月に公開予定だそうです
東北の歴史を学べる博物館
そんな特別展もやっている東北歴史博物館
通常の観覧料は460円なんですが
特別展を見ると一気に1500円に跳ね上がるので要注意
多賀城自体にはさほど関心がなかったので
常設展のみを見学することにしました
多賀城市のマンホールカードは3枚
マンホールカードは案内カウンターで入手できます
多賀城市は多賀城周辺だけで3枚入手できます
町営バスしかないと思ってあきらめてしまった七ヶ浜町ですが
多賀城駅からバスに乗車して汐見台中央ってところから歩いて行けそうでした
南門完成し桜が綺麗な時にもう一度訪れたいですね
展示内容はしっかりしている
特別展は人気があるようで結構人がいましたが
常設展の方は空いていました
名前の通り東北地方の歴史や民俗についての資料館で
縄文時代あたりから展示がスタートします
県立の博物館ということもあり展示内容はしっかりとしています
資料はレプリカが多い
土偶など埋蔵物の展示もありますが
ここで展示されているものはレプリカが多いようです
国宝になっている多賀城石碑は
ここで厳重に保管すればいいのに
なぜか外に放置されているのがちょっと謎です
南茅部の中空土偶めちゃくちゃ厳重に管理されているけど…
中生代の資料がメイン
色々な年代がありますがメインは多賀城があったころの時代
初日に夜景を見に行った名取市那智が丘は
かつて高館城というお城があったようです
ここは多賀城をめぐる攻防の際に重要な役割を担っていました
仙台平野を見渡せる高台だったので
攻撃をするには絶好の場所だったんでしょうね
東北地方の民俗文化
近世のコーナーにあったワラの神々
ワラは草履や靴など日用品に使われていた材料として
古くから使われてきていました
東北地方ではワラ製の大きな神像を造ったり
ワラ製の衣装をまとうなまはげなど
各地でワラを使った神々が登場しており
そんなワラ神を紹介しているコーナーがありました
少しだけ昭和なコーナーも
基本的に古代のコーナーが多く
近代史については出口付近に少しあるだけとなっています
出口のところに懐かしい感じの商店が建てられており
奥の方の居間では昔の映像なんかも流れていました
多賀城にある歴史博物館なのでメインは中世史となってしまいますが
馴染み深い昭和コーナーが多い方が楽しめますね
国府多賀城駅から近くなった
国府多賀城駅前にあるのにアプローチの悪かった歴史博物館
現在は反対側にも出口ができたので駅から近く便利になりました
仙石線多賀城駅まではここから1.8kmしかないので
地図で見るよりもかなり近いです
この後松島方面へ行くなら歩いて多賀城駅まで行くのもありですね
アクセス |
[東北歴史博物館] 【住所】宮城県多賀城市高崎1-22-1 【アクセス】JR国府多賀城駅で下車 【営業時間】9:30~17:00 【休館日】月曜日 |
新幹線の車庫がある町
多賀城に遅くまでいたので暗くなってしまいましたが
途中の岩切で乗り換えて利府駅へやってきました
利府駅は東北本線の支線みたいな感じで
途中には新幹線車両基地もあったりします
予約制で日付も限定なのでなかなか見られませんが
見学会っていうのも開催しているようです
懐かしい200系新幹線
そんな利府町のマンホールカードは懐かしい200系新幹線
かつて流山温泉駅に展示してありましたが
温泉も駅も新幹線もすべてなくなってしまいました
函館まで新幹線来るようになりましたが
もうこのタイプの新幹線走っていませんね
アクセス |
[利府町役場町民交流館「ペア・パル利府」] 【住所】宮城県宮城郡利府町利府字新並松4 【アクセス】JR利府駅で下車 【営業時間】8:30~17:15(土日祝日は9:00) |
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