各駅停車のみ停車の東矢本

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石巻から仙石線に乗車してやってきた東矢本駅
仙石線の各駅停車だけが止まる駅なので
ホームしかない無人駅ですが駅前に団地があるので
降りる人は結構いました
ただ雰囲気が学園都市線の太平とか百合が原あたりに似ている

道の駅のような施設

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普通の観光客は絶対に降りなそうな東矢本
ここから1kmくらいのところにある
Harappaという道の駅みたいなところで
東松島市のマンホールカードが貰えます
野菜、総菜、スイーツなど結構色々あるんですが
メダカが瓶に入っているのが珍しかったです

矢本はブルーインパルスの町

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矢本地区は航空自衛隊松島基地があるところ
千歳同様にブルーインパルスの飛行が見られ
航空祭の時には多くの人が訪れます
そんな東矢本で貰えるマンホールカードはブルーインパルス
Harappaでもブルーインパルスグッズを販売しています

矢本駅は航空自衛隊最寄り駅

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Harappaは東矢本駅寄りですが矢本駅からも歩けます
行きと帰り同じ道を通るのもつまらないので
今度は矢本駅から乗車
航空祭開催時は矢本止まりの臨時快速が運行されるようで
駅の看板にもブルーインパルスの写真がありました

アクセス

[Harappa本店]
【住所】宮城県東松島市矢本北浦485-1
【アクセス】JR矢本駅で下車
【営業時間】9:00~18:00



仙石線沿線の奇跡の笠松

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お次は矢本の二つ先の陸前小野駅へ
矢本から陸前小野までも大津波の影響が酷く
震災から1年後に復活した区間です
海側の沿線は津波の影響で何もなくなってしまいましたが
矢本と鹿妻の間で津波に耐えた一本の笠松が車窓から見えました

2つの町が合体

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東松島市は鳴瀬町と野蒜町の2つが合体してできた自治体です
陸前小野駅は旧鳴瀬町の中心駅のようで
ここから1kmほど離れたところに東松島市役所鳴瀬庁舎があります
役所なので平日しか配布していないため
ここへ訪れたいために石巻周辺を平日にしたんですが
土日祝日でも守衛さんに言えばもらえたようです(現地に張り紙ありました)

残り少ない旧デザイン

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こちらもブルーインパルスデザイン
Harappaの方が新デザインのため
このカード残り少なっており
無くなったら配布終了となるため
今回確実に入手しておきたかったところです

丘の上にある三輪神社

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旧鳴瀬町の中心部らしいですがお店とか殆どありません
市役所へ向かう途中の小高い丘の上に
お社が見えたので時間もあったので立ち寄ってみました

景色がいい神社

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石巻市の曽波神社みたいに高台に社殿がある三輪神社
曽波神社は全く展望が効かなかったですが
こちらは石巻方面の景色が一望できてなかなかの絶景です
ただ急な階段なので普段歩きなれていない人だと
上まで行くのは少しきついかもしれませんね

アクセス

[東松島市役所鳴瀬庁舎]
【住所】宮城県東松島市小野新宮前5
【アクセス】JR陸前小野駅で下車
【営業時間】9:00~17:00



仙石線で最も被害があった区間

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陸前小野から高城町までの区間は
仙石線沿線でも被害が最もひどく
陸前大塚から陸前小野までは新区間としてなり
震災から4年後に復旧し仙石線が完全復活しました
そんな旧線区間は現在整備されサイクリングロードとなり
震災遺構として開放されています
そんな震災遺構を歩くため東名駅で下車です

新線で復活

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高台併設した仙石線
かつては低いところを走っていました
旧東名駅はホームしかない小さな駅だったため
復旧時に撤去され今は何もありませんが
途中にあった亀岡トンネルは
今も震災遺構として残っています
このトンネル仙石線の前身でもある
宮城電気鉄道時代からあるとても古いもので
土木遺産的な価値もあるところですよ

旧野蒜駅は震災遺構

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しばらく歩くと野蒜駅です
かつては奥松島の海水浴場最寄り駅として
夏場は多くの人が訪れていたようです
この辺りは津波の被害も甚大で
ホームも線路もかなり傷跡が残っており
震災遺構として見学ができるようになっています

震災復興伝承館で配布

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東松島視の3枚目のマンホールカードは
旧野蒜駅舎を再利用した東松島市震災復興伝承館で配布しています
ここで配布しているカードは
東松島市のキャラクターをデザインしたものになっており
移設した野蒜駅前に現物があります

津波に耐えた旧駅舎

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旧野蒜駅のホームは壊滅的になっていますが
コンクリート造りの駅舎はしっかりとしており
津波発生時も流されることなく
駅舎内にあった観光案内所職員たちは
屋根に上って津波の難を逃れることができたそうです

震災に関するパネルや映像

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入館は無料で2階が震災に関するパネルや映像が放映されています
結構ショッキングな映像が流れますが
津波の恐ろしさを知るには見学しておいた方がいい施設です

津波の被害を免れた奇跡の丘

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野蒜駅を出発し陸前小野駅へと向かう途中に
少し丘になっている切通し区間があります
地震発生時に運よくこの切通し区間にいた列車は
津波に巻き込まれることなく乗員乗客全員無事だったということで
奇跡の丘と呼ばれているスポットがあります

私財を投じて作った緊急避難所

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奇跡の丘の少し手前にも
私財を投じて作り上げた佐藤山という避難所もあります
ノアの箱舟のように津波発生前は多くの人に嘲笑されていたようですが
津波発生時には野蒜地区に住んでいる70人以上の人たちを救いました
命を救われた人たちは命の大切さを伝える山として
今も「おさとうやま」と呼んでいるようです

新区間は高台に移転

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現在の野蒜駅は高台に移設した為
旧野蒜駅からは坂道を登っていきます
住宅も上の方に移り下の方は住居は少ないですが
エレベータがあるので車のように大回りしなくても
直線で旧野蒜駅へ行くことができます

奥松島が少し見える

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高台に移設したため駅からは奥松島の景色も見えます
車がないと厳しいですが
この先にある大高森は松島の中でも有数のスポットのようです
期間限定で松島海岸からのバスが出ているようなので
それに合わせていく以外は車でしか行けないのが残念です

8割集まった

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今回公共交通機関を駆使しして巡った宮城県内
七ヶ浜町、涌谷町、大衡村、栗原市の4つは入手できなかったですが
23枚中19枚と8割入手することができました
仙台近郊以外のバスは壊滅的ですが
鉄道は比較的本数があるので車なしでも旅はしやすかったです

アクセス

[東松島市震災復興伝承館]
【住所】宮城県東松島市野蒜北余景56‐36
【アクセス】JR野蒜駅で下車
【営業時間】9:00~17:00


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