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関東地方から18切符で行けそうな
マンホールカードスポットに選んだのは福島県
発行枚数が意外と多くすべては回れませんが
東北本線沿線に多くあるので
白河市から国見町まで一気にめぐりたいと思います
まず栃木県を抜けるのに宇都宮と黒磯の2回あります

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宇都宮から黒磯間の方が沿線人口が多そうなのに3両でしたが
沿線人口が少なそうな黒磯から新白河は5両もあります
案の定車内はガラガラで2両でも十分な感じがします
なぜかこの区間は常磐線の車両が使われていました
新白河までたった5駅しかないので
宇都宮から新白河まで通しで運転すればいいのに

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黒磯から新白河までの間
これといった大きな町もなく
山の中を走るので結構雪が多く
白い景色が続いています
途中の白坂駅近くにある
アウシュヴィッツ平和博物館という施設が気になりました

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ようやく福島県内に入った所でまた乗換
仙台までの区間やたら小刻みにされていて
宇都宮、黒磯、新白河、郡山、福島、白石で乗換となります
東海道本線のように一気に進めないのがネックですね
3時間以上かかってようやく白河に到着です

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宇都宮から先の区間うっすらと雪が積もっていましたが
白河あたりも少し雪がありますが
うっすら積もっている程度なので日当たりが良い
通路などは全く雪がなく歩きやすいです
東北といっても山形、秋田、青森あたり以外は
それほど雪も多くないんでしょうね

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地下通路みたいなところを抜けると白河城へ行けます
駅から近いので次の列車が来るまでの散策にもってこいです
山城でもないので坂とかを上ることもないため
気軽に行くことができます

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14世紀に築城した白河城
市内には別に白川城という城跡があるようなので
小峰ヶ岡という丘陵地帯にあったため
こちらは白河小峰城と呼ばれているようです

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東北地方では珍しい総石垣の城郭ですが
東日本大震災の影響でかなり崩壊してしまったようですが
崩れた石をひとつずつ図面に起こし
震災前の写真と比較して元通りに直すという
地道の作業によって元通りに復元されています

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2024年度からは清水門の復元工事がされており
2025年度末の完成を目指しているようです
三重櫓、前御門に引き続いての復元工事で
完成すると名城としての面影がさらに増しそうですね

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復元工事現場を登っていき富士見櫓跡付近からは
白河の町並みと走行する新幹線が見えます
郡山までは山形、秋田、東北と3種類の新幹線が走っているため
東海道新幹線と異なり様々車両が見られます
ただ東海道新幹線ほど本数が多くないので少し待たないといけませんが…

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明治時代の廃城令で処分され
昭和62年まで野球場が建設され
城郭の雰囲気は全くなかったですが
その後史跡公園として整備され
1991年に天守閣に相当する三重櫓
1994年に前御門が復元され
2006年、100名城に選定されました

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天守に相当する三重櫓
史跡公園としては珍しく入館は無料です
営業時間内ならばいつでも入ることができます
盛岡城、会津若松城と並ぶ東北3名城に入っているにも関わらず
無料というのはなかなか太っ腹ですね

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昭和に多数作られた復元天守は
大半は総コンクリート造りで見た目だけの再現のところが多いですが
白河小峰城は現在でも数少ない木造復元天守の一つです
無料の施設なので内部には全く資料展示はなく
お城に関する資料は近くの小峰城資料館にあるようです
資料館の方は有料のようです

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三重櫓からは白川駅方面が見えます
駅のすぐ裏にこんなでかい城址公園があるというのも
なかなか珍しいのではないでしょうか
この先まだまだ続くので今回は資料館はパスし
次は須賀川市へ向かいます

アクセス

[白河小峰城跡]
【住所】福島県白河市郭内
【アクセス】JR東北本線白河駅で下車
【営業時間】9:00~17:00
【料金】無料


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