釧網本線の車窓から見える
釧路湿原内へと入っていく釧網本線
釧網本線の車窓で一番最初に名所として案内されるのが
特徴的な凹型の建造物「岩保木水門」
新釧路川と旧釧路川の分岐点として設けられました
車輌からだと若干分かりにくいですが
さらに奥には1931年に竣工した旧水門があります
旧水門は今から90年以上前に作られた歴史ある建造物で
上部構造物は木造という珍しい水門です
かつては度々洪水が起こっていました
そんな洪水被害を防ぐために新釧路川を開削し
旧流路を分けるために作られたのが旧水門です
高さは11.08m、幅18.98mありますが
完成してから一度も開閉することはなかったようです
北海道最古の鉄筋コンクリート造水門という
歴史的価値のある建物ということで残されています
2024年9月には土木遺産にも認定されました
車窓からも目立つ新水門は高さ23.8mと7階建てのビルに相当します
町中ならばさほど目立たない高さですが
広大な湿原の中にあるため非常に目立ちます
車窓から見る施設のように思えますが近くまで車で行くことができ
駐車場や記念碑などもあり観光地として整備されています
水門を通過する列車なども見られます
北海道内では数少ない観光路線となっているため
夏はノロッコ号、冬はSLと色々な車両も見られますよ
雄大ない自然を観察できるスポットで
冬季ならばタンチョウが見られることもあるようです
また夕日のスポットにもなっており
多くのカメラマンが訪れる人気スポットです
アクセス |
[岩保木水門] 【住所】北海道釧路郡釧路町トリトウシ原野 【アクセス】JR釧網本線遠矢駅から5.3km徒歩1時間11分 |

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