かつて水族館などがあった

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1980年に遊園地や水族館のある広尾シーサイドパークとして開園
1988年には十勝海洋博覧会も行われ大いににぎわいましたが
バブル期に入ると各地でレジャー開発は進み
次第に入園者も低迷し2005年に閉鎖してしまいましたが
海洋博物館やスポーツ施設は現役として使用されています

国内最大規模のオオバナノエンレイソウ群生地

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そんな広尾シーサイドパークの近くには原生林があり
その森の中ではオオバナノエンレイソウやカタクリなど
春の花々が咲くスポットです
特にオオバナノエンレイソウは国内最大規模の群生地として知られ
町内外から多くの人が訪れるスポットです

北海道と東北の一部で咲く

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オオバナノエンレイソウは北海道と東北の一部でしか咲かない花で
発芽してから花を咲かせるまでに10年もかかります
北海道内では比較的どこでも見られますが(札幌でも咲いています)
日高地方や十勝地方の林の中では大群生しているのが特徴です
広尾以外でも中札内村の六花の森でも大群生が見られますが
六花の森は入場料がかかります

GW明けごろが見ごろ

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全ての花が同じような時期に咲き誇るため
白いオオバナノエンレイソウと紫のカタクリの競演も楽しめ
まさに春のお花畑といった光景が楽しめます
ただ花の競演が見られるのは
大丸山森林公園のエゾヤマツツジが満開になる少し前のため
ツツジがピークのころに訪れると若干花が減っています

野鳥も多い

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森林なので花以外に野鳥の観察もできます
海が近いため海鳥も多くいろいろな鳥たちを見つけられます
木々の上にいる鳥たちも探しながら
森林内を散策するのもいいものです

夏は花が見られない

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オオバナノエンレイソウの見ごろは5月上旬から中旬にかかて
GW明けくらいに訪れるとオオバナノエンレイソウの他にも
カタクリやサクラソウなど春の花々も楽しむことができます
北海道の花畑は6月下旬から8月上旬にピークを迎えますが
ここのピークは5月
夏に訪れると草しかないのでご注意を

アクセス

[広尾シーサイドパーク]
【住所】北海道広尾郡広尾町野塚989
【アクセス】JR帯広駅から十勝バス広尾営業所行きに乗車し、シーサイドパーク入口で下車(平日12本・土日祝日8本)
【見ごろ】5月上旬~5月中旬


 
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