一番熱意があった沼田町

2023年で廃止となった区間が大部分だった沼田町
残っていたのは雨竜川を渡って石狩沼田駅までの1.5kmくらい
かなり短い区間でしたが留萌本線廃止を最後まで反対していたのが沼田町
そして他の2自治体と異なりイベントも数多く行っており
3月に至っては毎週末までイベントをするという他の自治体では見たことないくらい
鉄道に対する思いが熱い町でした
カウントはついに0に

列車廃止の1年前から始まったカウントダウン
イベント開催時に訪れることが多かった沼田町
来るたびにどんどんと日付が減っていたのがついに0日
とうとう最終日がやってきてしまいました
最終日は出店は少なかった

最終日前の週末は出店も多く出ていましたが
最終日はおそらく駅前は人でごった返すという事もあり
駅前は記念品を少し売る程度であっさりとした感じでした
その分普段出店に出ていたやっていなかった食堂が
お店で普通のメニューがようやく食べられましたが…
そこのカレーが絶品なんですよね
かつては乗り換えのある駅だった

石狩沼田駅はかつては札沼線もある乗換駅でした
そんな札沼線が廃線となったのは1972年と半世紀以上前
その当時は単式ホームではなく3本のホームがったようです
1994年までは2面3線で構内踏切もある比較的大きな駅でしたが
交換設備廃止後は単式ホームの狭い駅となってしまいました
残った留萌本線は交換設備が一切ない路線だったので
同じ車両を行ったり来たりする路線でした
ホームが狭すぎて入場制限

そんな狭いホームの終着駅なので
これまでにないくらい人であふれてしまい入場制限がかけられてします
それでいて報道陣にかなり占領されてしまうので
ここでの列車撮影はほぼ不可能といったところでした
乗るのも一苦労で列が外にまで及ぶ有様
平日にもかかわらず異常な混みっぷりでした
ただ火曜日というもあり本州の非常識な鉄オタは少なかった気がします
よくYouTubeにあげられているような怒声合戦にはなっていなかったです
セレモニーは駅前広場で

セレモニーは駅前広場で開催
JR北海道社長と沼田町長の挨拶です
だれがやってもあまりよくならないJR北海道
赤字垂れ流しで在来線フル無視
道民のことなんて一切考えていないクソ知事
もちろんこの場には来ませんでした
前知事は増毛の時来ていたような
熱意のある沼田町長

JR社長はよくあるあいさつ程度でしたが
沼田町長は結構熱い人で鉄道に対する熱意もあったのか
感極まって涙を流すシーンもありました
この人の方が今の知事よりよっぽどいいと思う
出発セレモニーは深川駅駅長が担当

セレモニー終了後は来賓をホームへ
このクソ狭い駅ホームに来賓と演奏団
さらに歩道関係者で占められてしまうため
乗車しないと出発セレモニーはほぼ見られない状態でした
ちなみに石狩沼田駅は無人駅で駅長はいないため深川駅駅長が合図をしていましたが
恐らく終わって大急ぎで深川へ戻り深川でも出発セレモニーしていました
北海道唯一の国道踏切

そんな熱量も人も多かった沼田町内ですが
撮影スポット的なところは一つだけ
その一つが実は北海道で唯一のスポットと知ったのは
廃線間際になり知りこれまで気にもしていなかった所
それが北海道唯一の国道にかかる踏切です
北海道と鹿児島がゼロに

踏切何てあちこちにあるので気にしていなかったですが
いわれてみると北海道内って国道と鉄道が交差するところ
殆ど跨線橋になっていて踏切無い気がします
留萌本線が無くなると北海道内で国道にかかる踏切ゼロになりました
ただ国道にかかる踏切は全国的にも珍しく
全国でも253か所しかないらしく北海道よりも一足早く
鹿児島県は国道にかかる踏切ゼロだったみたいです
一つだけの県は7県で最多は千葉県で28か所もあるようです
石狩沼田駅が見える踏切

駅から比較的近い位置あるため
ここから石狩沼田駅に停車中の列車が見れました
昼間は明るいからいいですが
夜になると暗いのでここからだとかなり見えにくいです
あっという間に終わる沼田町内の鉄路

このカーブを曲がると雨竜川鉄橋となるため
沼田町内を走る留萌本線はあっという間に終了となるため
撮影できるスポットもかなり限られていました
とはいえ沼田町の大半が石狩沼田駅周辺に住んでいるので
この駅が町民にとって利用する機会が多く
留萌本線の利用者のほとんどが沼田町民だったようです
沼田町内のもう一つの足

そんな沼田町民のもう一つのアクセスとなっていたのが
深川市立病院から沼田駅前を結ぶ空知中央バス
あまり注目されていなかったですが
こちらのバスに表記している沼田駅前の行き先表示もこの日で最後
翌日からは沼田観光情報プラザ行きに変わります
バス停は一足早く変わっていました
鉄道路線廃止時は大騒ぎするけどバス路線廃止時は
あまり騒がれないのってなんでなんでしょうね
最終列車乗車は長蛇の列

どこの最終列車も最後になると最終列車に乗るための列が
何時間も前からできるのがここ最近の傾向です
石狩沼田駅でも夕方から列ができていました
平日なのでそこまで混まないだろうなんて思っていましたが
札幌や旭川からも比較的近く定時退社できれば最終に間に合うので
最終だけ乗りに来た人も結構いたのでは(私の知人で最終だけ乗りに来た人いました)
お見送りも人数制限

駅の外も人であふれかえしており中も人だらけ
お見送りセレモニー的なものありましたが
当初用意していたペンライトもあっという間になくなり
駅舎の中に入ってお見送りができたのもごく一部
これまでの廃線と異なりホームがかなり手狭だったのでかなり厳しい状態で
かろうじて端っこの方が駅の外から少し見える程度
深川寄りに至っては雪が積もっていてほとんど見えいない状態でした
廃線イベントでは珍しい花火打ち上げ

そんなごった返していたホームで
駅舎内に入ることができず外から見ていると
沼田町の案内にもあったとおり花火の打ち上げ開始
廃線時に花火が打ちあがったのは初めてかも
沼田町最後まで鉄道に関する思いの強った町でした
本来は発車時に合わせて打ち上げだったのですが
案の定人が多すぎて遅れていたため列車発車前に打ちあがってしまいました
はやく打ちあがってくれてので秩父別駅へ移動する猶予ができました
駅舎の今後は

そんなにぎわいを見せていた石狩沼田駅も
最終列車が出発しその役目を終えたので翌日には閉まっていました
廃止後はカフェにするみたいな案もあったみたいですが
どうなるのか今後の流れは不明となっていますが
セレモニーで涙流すくらいの町長なので
ここはきっと何かに活用されると思います
石狩沼田駅誕生日の際に残すとは明言していたので
廃止後運行のきたそライナー

鉄道が無くなった翌日から運行となった道北バスの「きたそライナー」
秩父別のみ停車の速達便が誕生しました
やたら人が乗っていると思ったら関係者たちのセレモニー便だったようで
肝心の地元利用者は数人でした
この日は春休みで学生が休みでしたが平日は深川の高校や病院へ通う人がいるのかな
今の所平日11便、土日祝日7本と平日は列車より本数が多くなるようです
①深川市編
②秩父別町編


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